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2007年3月 4日 (日)

上野動物園の大人のための1日飼育体験 その4

上野動物園の大人のための1日飼育体験その3のつづきです。

午後1時。
午後のお仕事開始です。

午後は、まずは動物たちの様子を見回りに行きます。
カサイさんは、双眼鏡を持って、檻の外から、動物たちを観察します。

見回りから戻ると、私たちは、卵の標本づくりにチャレンジしました。
にわとりの卵で、チャレンジです。
まず、注射針で、卵に小さな穴を開けます。
続いて、卵の中に空気を注射器で入れます。
そして、小さな穴から、中の白身と黄身を出していきます。
だいたい30分以上かけて、地道にこの作業を繰り返していきます。
中が空っぽになったところで、今度は、逆に卵の中に、
キレイな水を入れて、中をすすぎます。
すっかりキレイになったところで、今度はクレゾール液を
注射器で入れて、また中身を出して完成!

こういう細かい地味な作業がわりと好きな私。
こういう仕事になると抜群の集中力で1番に標本完成!
かわいく鳥の巣風にラッピングしてもらって、お土産にいただきました。
こっそり冷蔵庫に入れておこうかな?

そして、2時になったら、キリンとオカピのおやつタイムです。
朝、鎖で固定した外にあるシラカシをつけ替えます。
午前中にセッティングした分は、もうすっかりつるっぱげです。
彼らは、餌がなくなると飽きてしまって、すぐ室内の方に入りたがってしまうので、
このおやつタイムは、お客さんのためだけでなく、
動物たちにも必要なことなんだそうです。

ちょっとここで、カサイさんから、頑張って働いた私たちへ、ご褒美が!!!
キリンとの記念写真の撮影タイムです!
キンチョー!
コハルさんの口が私の手のところに、モゴモゴとやってきました。
手に林檎を握っていると、コハルさんの口が私の手を探って、妙な感じ。
なんか生あったかくて、毛深くて、なんともいえない感触です。
でも、とってもとってもうれしい! 大感激!

Photo_255これで、とりあえず、仕事は一段落。
というわけで、スタッフルームに戻って、
ティータイムです。
スタッフルームには、至る所に
動物相手の危険な仕事という気持ちを
常に忘れないように、標語がはってあります。
私もちょっとだけ身を引き締めます。

午後3時。休憩後の最初のお仕事は、
モモイロペリカンの2度目のもぐもぐタイムです。
再び魚をバケツ一杯にいれて、モモイロペリカンの餌場へ。
すでに、モモイロペリカンたちも、餌場にスタンバイしております!
またまたモモイロペリカンのもぐもぐタイムショーです!
しかし、何度もみても大口のモモイロペリカン笑えます!

Photo_256 モモイロペリカンのもぐもぐタイムが終了したら、
 キリンとオカピを室内に入れます。

 その後、今度は、外の運動場のお掃除です。
 キリンとオカピの食い散らかした餌をまず撤収。
 続いて、糞拾いです。
 その後、足跡を箒ではらって消します。
 これで外の掃除終了。

 そして、今度はハシビロコウに再び餌を与えに行きます。
 午前中の食い残した分を回収して、
 新しい鯉に入れ替えます。
そして、1匹ずつ誘導して、小屋にしまいます。
小屋に入るときも、カカカカカカって、くちばし鳴らしながら入っていきました。
そして小屋に入ったら、かたまってしまいました。
本当にオモシロイ鳥です。
今回は、私たちの出番はなく、ただ外でボォーっと様子を見学するだけでした。

今日は、これで飼育員のお仕事は一応終了です。
そのあと、わたしたちをうれしいサプライズが待っていました!

続きは、その5で!

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コメント

にわとりはクレゾールとからしいのですが、
たまごのからの色が変わってしまったりすることもあって、
鳥の種類によって、消毒液は、変えるそうです。
通常はホルマリンのことが多いそうです。
中身を空にする方法も、卵の大きさによっては、道具も変わるそうです。
いろいろ勉強になりました~!

投稿: もちまき | 2007年3月11日 (日) 22時43分

へー、卵の標本ってクレゾールを入れるんですね。
知らなかった~。

投稿: トト | 2007年3月11日 (日) 01時50分

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